チャート
編集権限のあるチーム管理者が使用できます。
編集モード
チャートの左上の歯車アイコンをクリックすると編集モードに切り替わります。 下図のように各種設定項目の入力フォームが表示されます。
チャート編集モード ON
チャート設定
表示設定
チャート高さ、時間軸の目盛り幅サイズ、グラフ凡例表示の有無などを変更できます。
表示設定
縦軸設定
縦軸の単位表記(℃、%、ppm など)、縦軸に表示する数値の範囲設定を変更できます。
縦軸設定
グラフ設定
縦軸設定の中では、複数のグラフ設定を追加できます。
グラフ設定では、ポイント ID と時系列データのクエリを設定します。 また、グラフの色や種別(線グラフ、棒グラフ)などの表示スタイルを変更できます。
グラフ設定
ユースケース別の手順
以下、チャートの編集モードを ON にして操作します。
時系列データをグラフに表示する
時系列データのグラフ
基本的なグラフの作り方を説明します。 空のチャートに縦軸を追加し、グラフのポイント ID を選択します。以下の手順です。
(1) 縦軸の新規作成
- 縦軸の新規作成ボタン押下
縦軸の新規作成
(2) グラフの新規作成
- グラフの新規作成ボタン押下
グラフの新規作成
(3) ポイント ID の設定
- ポイント ID 入力欄をクリック
- ポイント選択ダイアログから任意のポイントを選択
ポイント ID の設定
「保存」ボタンをクリックして適用します。
時系列データのグラフ
オプション:チャートの高さ
- 「チャートの高さ」に数値を入力
チャートの高さ
オプション:グラフの色
- グラフの「色」選択ボックスをクリックし、色を選択
グラフ色変更
オプション:グラフの中の塗りつぶし
- グラフの「塗り」チェックボックスをクリックし、ON に切替
グラフ塗りつぶし
「保存」ボタンをクリックして適用します。
選択した色で中が塗りつぶされたグラフが描画されます。
時系列データのグラフ 2
オプション:複数グラフの表示
グラフ設定は複数追加できます。 例では 2 つの温度グラフを重ねて表示します。
- グラフの「新規作成」ボタンをクリック
- 「ポイント ID」選択ボックスをクリックし、任意のポイントを選択
別のグラフを追加
「保存」ボタンをクリックして適用します。
選択した 2 つのポイントのグラフが重なって描画されます。
時系列データのグラフ 3
集計値を棒グラフに表示する
集計値の棒グラフ
集計クエリをかけて時間単位あたりの合計値、平均値、最新値、最古値などを棒グラフで表示する方法を説明します。 例では温度の平均値を棒グラフ表示します。以下の手順です。
(1) 縦軸の新規作成
- 縦軸の新規作成ボタン押下
縦軸の新規作成
(2) グラフの新規作成
- グラフの新規作成ボタン押下
グラフの新規作成
(3) ポイント ID の設定
- ポイント ID 入力欄をクリック
- ポイント選択ダイアログから任意のポイントを選択
ポイント ID の設定
(4) 集計クエリの設定
- 集計の「方法」選択ボックスで集計方法(平均 or 合計 etc...)を選択
- 集計の「時間」入力ボックスに数値を入力
- 集計の「単位」選択ボックスで単位(時 or 分 or 秒)を選択
例では 30 分平均のクエリを設定します。
集計クエリの設定
(5) 横軸の目盛り幅の設定
横軸(時間軸)の最小単位の設定です。 前の集計クエリで設定した時間単位に合わせると見た目がよくなります。
- 「最小時間(横軸の目盛り幅)」入力ボックスに数値を入力
- 単位の選択ボックスで単位(時 or 分 or 秒)を選択
横軸の目盛り幅の設定
(6) グラフ種別の設定
- グラフの「種別」選択で「棒グラフ」を選択
棒グラフに変更
(7) グラフの中の塗りつぶし
- グラフの「塗り」チェックボックスをクリックし、ON に切替
グラフ塗りつぶし
「保存」ボタンをクリックして適用します。
集計値の棒グラフ
縦軸を別けて複数の時系列データをグラフに表示する
温度(℃)と相対湿度(%)など、異なる単位体系の時系列データを同じチャートに表示したい場合は、縦軸を別けることができます。 縦軸を別けると左右両方に縦軸が表示されます。
温度グラフと相対湿度グラフ
例として以下の温度グラフ(℃)に、相対湿度グラフ(%)を追加します。
*元グラフ(温度グラフのみ)
(1) 縦軸の追加
既存の縦軸とは別に、新しい縦軸を追加します。 区別しやすいように単位表記も設定します。
- 縦軸の「新規作成」ボタンをクリック
- 縦軸の「単位」入力フォームに単位をテキスト入力
別の縦軸を追加
(2) グラフの設定
新しく作った縦軸にグラフを追加します。
- グラフ設定の追加
- ポイント選択
- 色の変更
別の縦軸にグラフを設定
「保存」ボタンをクリックして適用します。
温度グラフと相対湿度グラフ
時系列データをフィルタする
時系列データの値に対して閾値判定でフィルタすることができます。
例えば下図は温度グラフを閾値 16
以下で絞り込んだ結果です。
数値フィルタ
絞り込み設定
- グラフの「検出」タブをクリック
- グラフの「絞り込み」の条件に閾値と判定方法(以上 or 以下 etc...)を指定
絞り込み設定
条件は 2 つまで指定できます。AND 条件で絞り込みます。
例えば 0
以上かつ 100
以下に絞り込む、という使い方が可能です。
時系列データを補正する
時系列データの値に対して係数を加算または乗算することができます。
補正設定
- グラフの「補正」タブをクリック
- グラフの「補正」の係数と演算(加算 or 乗算)を指定
例では対象の数値に対して 1.25
を乗算してから -10
を加算しています。
数値補正設定
係数と演算のペアは 2 つまで指定できます。 演算は 1 → 2 の順番で行われます。